「ｍｉｒｕｋｏの時間」映画・ＤＶＤ／ビデオを紹介/ジャズを聴きはじめると、アーチストを観たくなる！ 2008-03-04

ジャズのスタンダードと呼ばれる曲の多くは、もともとジャズ用に書き下ろされたものではないことが多い。映画やミュージカルのために作られたものが大部分で、ジャズ・ミュージシャンが作曲したスタンダードは40年代以降（バップの時代以降）に登場。
★ ジャズメンの超絶技巧、ボーカリストの喜怒哀楽。「MIRUKOの時間」ではライブものやアーチストの貴重映像など極めつけの名演奏が楽しめるジャズ・DVD・ビデオを紹介してます！
　　　　　
 

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Glenn Gould
グレン・グールド

♪Glenn Gould


　
バッハ:ゴールドベルク変奏曲
(1981年デジタル録音)




  

Glenn Gould グレン・グールド (1932―1982)

ピアニスト、作曲家。1932年年9月25日カナダ、トロント生まれ。82年没。母親にピアノの手ほどきを受ける。7歳の時トロント音楽院に学ぶ。作曲を志すが、ピアニストとして十代よりカナダで認められ、1955年、22歳で米国デビュー。翌年発売した《ゴルトベルグ変奏曲》のアルバムで従来のバッハ解釈を刷新し、話題を呼ぶ。57年カラヤンとの共演でヨーロッパ・デビューする。64年にコンサート活動から引退し、以後レコードと放送番組のみで活動。ラジオ・ドキュメンタリーの制作や、音楽論やメディア論を中心とした文筆活動も行う。終生トロントに暮らし、1982年年10月4日、脳卒中にて急逝。伝統を読み直し、再構築してゆく斬新な視点は、常に聴き手に問題提起をし続けた。
　　Glenn Gould グレン・グールドは、20世紀を代表した芸術家・思想家として挙げることができますが、一方では多くのJazzミュージシャンに、多くの影響を与えたクラシック・ピアニストです。

♪Glenn Gould 公式Web site
　

♪Glenn Gould DVD＆ビデオ

  Glenn Gould : The Alchemist
(EMI Classic Archive) [IMPORT]

曲目リスト
1.Gibbons: Lord Salisbury's Pavane
2.Byrd: Galliarde No. 6
3.Schoenberg: Suite, Op. 25, Intermezzo
4.Webern: Variations, Op. 27
5.Berg: Sonata No. 1
6.Bach: Partita No. 6

晩年のグールドのＤＶＤ
・ DVD (2003/05/06)
・リージョンフリー（全世界共通） 
 

グレン・グールド27歳の記憶

歌いながらピアノを弾き、指揮をするように腕を振り上げ、夏でもコートとマフラーと手袋を手放さず、人前には出ずにレコードだけを発表し続けたグレン・グルード(1932~1982)。天才とも奇人とも呼ばれる彼の、音楽に打ち込む姿を捉えた映像作品。
・ DVD (2001/06/25)
・リージョン 2 (日本国内向け）
・字幕スーパー

♪Glenn Gould 関連　Book


グレン・グールドの生涯
オットー フリードリック (著), Otto Friedrich (原著),宮澤 淳一 (翻訳)
目次

遺産
神童
『ゴルトベルク変奏曲』
演奏会活動の日々
引退
新しい生活
古典派のレコード
作曲家
「北の理念」
テレビ・スター
ロマン派のレコード
映画
指揮者
私生活
最期

13歳で衝撃的なデビューを果たし、32歳で演奏会活動から引退してスタジオに閉じこもった20世紀最大のピアニスト、グレン・グールド。膨大な資料とインタヴューを駆使して克明に描く評伝。92年リブロポート刊の再刊。
・出版社: 青土社 

 
グレン・グールド ア・ライフ・イン・ピクチャーズ
グレン・グールド・エステート (著), Glenn Gould Estate (原著), 藤井 留美 (翻訳)
目次

序曲
鮮烈なデビュー
新しい地平
別れの言葉

孤高の天才ピアニストの肖像。生誕70周年　没後20年記念写真集
グレン・グールド没後20年を記念した写真集です。貴重な幼・少年期の未公開写真をおよそ１７０点以上収録！ヨーヨー・マが序文、ティム・ペイジが前書きを寄稿しています。
・ソニーマガジンズ


グレン・グールド演奏術
ケヴィン バザーナ (著), Kevin Bazzana (原著), サダコ グエン (翻訳)
目次

第1部 前提(グールドの美学とレパートリー
論述としての演奏)
第2部 演奏習慣(グールドとピアノ
対位法
リズム
強弱法
アーティキュレーションとフレージング ほか

グールドの「演奏スタイル」を詳細に検討して、その「演奏の秘密」を探り、ひいてはこの異才を20世紀の音楽的・知的コンテクストのなかに位置づける。グールド理解の決定版。
・白水社




グレン・グールド伝―天才の悲劇とエクスタシー
ピーター・F. オストウォルド (著), Peter F. Ostwald (原著), 宮澤 淳一 (翻訳)
目次

一九五七年二月
一夜の音楽会
乳児期
神童
幼な友だち
新しい教師たちとさらなる成功
マネジャー現わる
マイクロフォンとの情事
孤立
米国での成功〔ほか〕


うなりながらピアノを弾き、いつでも冬のような厚着をしていたグレン・グールド。聴衆の前で演奏するのを嫌い、レコーディング・スタジオにこもっていくつもの問題作を世に送り出したこの興味深い人間についての本はすでにたくさん書かれているし、これからも書かれていくだろう。しかし、グールドを個人的に知っていて、音楽に詳しく、しかも精神科医であるということは、彼の伝記を書く上で非常に有利だ。
本書の著者オストウォルドはカリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部教授を務め、パフォーミング・アーティストの精神治療に携わった精神医学者。長年にわたってグールドと交友があり、アマチュアのバイオリニストとして彼と共演した経験ももっている。科学者らしい態度で書かれた本書は、資料を広く渉猟し、数多くのインタビュー（グールドを診察した医者を含む）で第一次情報を豊富に集め、情緒を排した筆致でグールドの人間性に迫る。
・筑摩書房 

 
グレン・グールド書簡集
ジョン・P.L. ロバーツ (著), ギレーヌ ゲルタン (著), John Peter Lee Roberts (原著), Ghyslaine Guertin (原著), 宮澤 淳一 (翻訳)
目次

1若き音楽家の肖像「1940頃‐64」(フローレンス・グレイグ・グールド―母親へのヴァレンタイン・カード
オットー・ジョアキム―弦楽四重奏曲の実演を催促する
ウォルター・カウフマン―マイスタージンガーの演奏に感動 ほか)
2 錬金術師「1965‐75」(ウィリアム・グレネスク―オルガンは過去の思い出
ジュルヴィア・キント―あなたのレコードに圧倒されました
マーシャル・マクルーハン―レコーディングに関するラジオ番組の台本 ほか)
3 最後の清教徒「1975‐82」(エルンスト・クシェネク―母が急逝しまして
パウル・キューネ―演奏会には向くピアノだが
ポール・マイヤーズ―シュトラウスの「配役表」 ほか)


作曲家について、メディアについて、楽器と触感について明解に談じ、体験を楽しげに語り、未完に終わった企画を情熱的に論じる…。グールドの残した書簡から232通を選びまとめた書簡集。

・みすず書房

 
 
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