★大人のジャズ再入門
同著を読んだ私の感想など・・・
★広瀬文彦氏の「スイング」についての話は これからビッグ・バンドを聞きはじめたい私に興味を誘う示唆となった。
『まさか、現役のジャズメンで「スイングとは何ぞや」と問う「ドジ」な人はいないでしょうが、 (_中略_)一人嬉しくなるような「スイング」、思わず笑いたくなるような「スイング感」が、 もう一人に乗り移り「よだれを流すようなスイング」で戻って来た時、 「スイング感の極地」とも言える相乗効果が次々と生まれ、 「陶酔」の境地に到達するのです。それには「スイングする」ことを知らねば話になりません。』 ベースマン広瀬文彦氏は 晩年「脊髄小脳変性症」(SCD)という難病と闘いながら 生涯を生き抜いたそうだ。 本書を読ませて戴きましたこと感謝と共に ご冥福をお祈り申し上げます。 akemin