Omar Sosa
オマール・ソーサ(1965-)

1965年4月10日、キューバ共和国中部のカマグエイ生まれる。
５歳から地元の音楽院でパーカッションを学び、母国の伝統音楽やラテン・ミュージックのほか、欧米のポップスやクラシックも聴いて育つ。ハヴァナ芸術大学に入学してジャズと出会うとピアノも始め、同大の芸術院でクラシックやジャズを研究。中でも、ジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクから強い影響を受けたほか、西洋音楽史を通してアフリカ音楽への憧憬も膨らませていったという。在学中からハヴァナ国立舞踊団などのミュージカル・ディレクターを務め、恵まれた才能をのぞかせた。

モロッコ、ベネズエラ、キューバなどの祝祭リズムによる雄大なサウンドで、類い希な存在感を輝かせた。『センティール』は第45回グラミーのラテン・ジャズ・アルバム部門にノミネートされた。それに続くアルバムは、モーション・ブルー・ヨコハマで’02年8月にライヴ録音した『アヤグナ』で、パーカッションのグスターヴォ・オヴァレスとのデュエットを収めたもの。ピアノ・ソロによる『ア・ニュー・ライフ』、アラブやインドの古楽器を使った『ムラートス』(これもグラミーにノミネート)と、DJ SPINNAら気鋭のDJたちによる『ムラートス・リミックス』でも各方面の注目を集めた。

上記blue note tokyo（OMAR SOSA AFREECANOS QUARTET）
より転記掲載させていただきました。

オフィシャル・サイトは　http://www.omarsosa.com/

Added:November 08, 2007
http://www.youtube.com/watch?v=ZJsu3pCVkVc&feature=related