ラウンド・ミッドナイト Round Midnight「mirukoの時間」映画・DVD/ビデオを紹介 2011-08-22

このページで紹介する映画は・・・
ラウンド・ミッドナイト
Round Midnight
ジャズスタンダードと呼ばれる曲の多くは、もともとジャズ用に書き下ろされたものではないことが多い。映画やミュージカルのために作られたものが大部分。「MIRUKOの時間」では、ジャズメンの伝記もの、ジャズ映画、その他いろいろな形でジャズを楽しめる映画や、スタンダード・ナンバーが生み出された映画を紹介しています。

ラウンド・ミッドナイト
Round Midnight


Round Midnight

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製作年: 1986年 144分
製作国: アメリカ
配給: ワーナー映画配給

監督 : Bertrand Tavernier ベルトラン・タヴェルニエ
製作 : Irwin Winkler アーウィン・ウィンクラー
脚本 : David Rayfiel デイヴィッド・レイフィール /
      Bertrand Tavernier ベルトラン・タヴェルニエ
撮影 : Bruno de Keyzer ブルーノ・ド・ケイゼル
音楽 : Herbie Hancock ハービー・ハンコック
編集 : Armand Pesnny アルマン・ペスニー
衣装(デザイン) : Jacqueline Moreau ジャクリーヌ・モロー

出演:
Dexter Gordon デクスター・ゴードン(Dale_Turner)
Francois Cluzet(2) フランソワ・クルゼ(Francis_Borier)
Gabrielle Haker ガブリエル・アケル(Berangere)
Sandra Reaves Phillips (Buttercup)
Lonette Mckee ロネット・マッキー(Darcey_Leigh)
Herbie Hancockハービー・ハンコック( エディ )


 あらすじ


60年代の前半パリに滞在し、、64年夏アメリカに帰国して、、2年後にに帰らぬ人となったバド・パウェルの実話をベースに、テナーサックス奏者のデクスター・ゴードンがバドをモデルにした主人公デイル・ターナーを演じる。

幼い娘と二人暮しの貧しいグラフィックデザイナー フランシスは、デイル・ターナーのJAZZに心酔し、かたや人生の苦悩をにじませ、身も心も破滅しかけているデイル・ターナーと偶然の出逢いから3人暮らしを始める。時折デザイナーの フランシスはターナーと幼い娘を8mmに撮影しながら 音を生み出すターナーの生活と心を支えていく。

パリ ブルーノートでの演奏は「ニューヨークの秋」「身も心も」「チボリ」「ウォーターメロン・マン」など。また、 エディ役のハービー・ハンコック、スタジオ録音シーンには、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、フレディ・ハバードや、たぶんチェット・ベイカー(?)の顔もみえた。演奏をきいているだけでも存分に楽しめる。


★映画監督/斉藤耕一氏の「ジャズ名画名曲辞典」(スイングジャーナル社)の記事を一部掲載させていただきました。

“『ラウンド・ミッドナイト』は、僕らがジャズの中に求めているものを描ききった映画ですね。”
デクスター・ゴードン扮する、やや破滅型の人を描いて、それに入れ込むフランスの青年というあり方はね、僕らがジャズに憧れているポジションと非常に似ているんですよ。だから心に突き刺さるじゃないですかね。ただ単なる伝記映画になるとどうしても美化するし・・・・・抜粋・・・やっぱりジャズのもっている陰の部分とか、どっか棘のある部分とか、そういう僕らがジャズの中に求めているものを露呈してある人間像をつくりあげる映画のほうが、やっぱりジャズ映画に近いと思いますね。やっぱりジャズ・ファンですから。

・・・・・・・私も斉藤監督の上記の記事を読んでとても共感しました!akemin・・・・・・

 


バド役のデクスター・ゴードンは若い時に実際にバドとも共演してるそうだ。また、デクスター・ゴードン自身もバドのように精神病院にこそ入らなかったが、一時は麻薬常習で体はボロボロになり、アメリカを離れ10年間コペンハーゲンで暮らしたと聞く。
動く バド・パウェルにお目にかかることは難しいのだが、サックス奏者のデクスター・ゴードン演じるデイル・ターナーを通してバドの姿を想像することができるようだ。それにしても デクスター・ゴードンは俳優としては初めての作品らしいが、かげりのある表情、一言発することばになんと深みがあるのだろう・・・!

Round Midnight に登場するバターカップについて興味深い投稿を発見!
[MADCONNECTION/June 25, 2004]から下記投稿は 一部掲載
映画に出てくるバター・カップという名の黒人女性は実在の人で、バド・パウエルと内縁関係にあり、マネージャーもしていた。と、云うよりもバド・パウエルを薬漬けにしてギャラを搾取していたということです。秋吉敏子がパリのブルーノートに四週間出演したときフランシスと知り合い、彼のロフトを訪ねると胸を病んでいたバド・パウエル(療養先のサナトリウムから週末だけパリに戻っていた。)がそこにいたそうです。映画には秋吉敏子らしき人物はでていませんが、いても不思議ではなかった。


Round Midnight youtube
round midnight-As Time Goes By

http://youtu.be/uF_FJVTLXgw

 

LONETTE Mc KEE & DEXTER GORDON - How Long Has This Been Going On
映画「コットン・クラブ」でも出ていたロネット・マッキーがここ映画ラウンド・ミッドナイトでもダーシー・リーという役で歌っている。
http://youtu.be/Mt6qoZkDwxo
Round Midnight  音楽情報

Round Midnight:
Original Motion Picture Soundtrack [SOUNDTRACK] [FROM US] [IMPORT]
DEXTER GORDON


価格: ¥1,097 (税込)

ご購入はこちらからどうぞ!

ラウンド・ミッドナイト
オリジナル・サウンドトラック
サントラ

価格:¥1,995 (税込)

曲名リスト

1.Round Midnight
2.Body And Soul
3.Berangere's Nightmare
4.Fair Weather
5.Una Noche Con Francis
6.The Peacocks
7.How Long Has This Been Going On?
8.Rhythm-A-Ning
9.Still Time
10.Minuit Aux Champs-Elysees
11.Chan's Song (Never Said)
全11曲

● 劇中のパリ・ブルーノートでの演奏は、Body And SoulAutumn in New York、WATERMELON MANなど。時代にとらわれない選曲だが、音楽監督のハービー・ハンコックが意図したもの。
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